OIDEN Brewing


ブルーパブ名: OIDEN Brewing
電話番号: 0565-50-8519
住所: 愛知県豊田市栄町7-4-10 サンロイヤル梅村101
定休日: 月火休
営業時間: 平 日: 15:00~22:00
土日祝: 12:00~22:00
ビールの種類: 日日是好日 (ベストビターエール)
American Belgot (アメリカンベルゴ)
IPA (ウェストコースト インディアペールエール)
営業開始: 2025年10月13日
アクセス: 名古屋鉄道 三河線、豊田線/豊田市駅から徒歩10分
愛知環状鉄道線/新豊田駅から徒歩10分
instagram: OIDEN Brewing

製造元: OIDEN Brewing
電話番号: 0565-50-8519
住所: 愛知県豊田市栄町七丁目4番10号 サンロイヤル梅村101

OIDEN Brewing(おいでんブルーイング)は、愛知県豊田市へ2025年に誕生したマイクロブルワリーです。 OIDEN Brewingのある豊田市(とよたし)は、愛知県の中央部、三河地方に位置し、 愛知県全体の約5分の1ほどの面積を占め、その内の68%が山林という自然豊かな工業都市です。 市中心部の南側にはトヨタ自動車の本社があることで広く知られており、 その周辺には多くのサプライヤー企業が並ぶ企業城下町を形成しています。 以前は挙母市(ころもし)と呼ばれていましたが、 トヨタによって発展したことから1958年に豊田市と改名されたと言います。 そうした豊田市の市街地へ、ビール醸造所の第一号として誕生したのがOIDEN Brewingです。 OIDEN Brewingの店内はシンプルな内装で、スタンディングスタイルのバーカウンターがあり、 ガラス越しに醸造設備を眺められる趣向になっています。


OIDEN Brewingのある「サンロイヤル梅村」


OIDEN Brewing


OIDEN Brewingの店内


店内からはガラス越しに醸造設備を眺められます





カウンターの奥には5本のタップ

OIDEN Brewingでは、原材料にイギリス産、アメリカ産の麦芽とアメリカ産、イギリス産のホップを使用し、 豊田の水を仕込み水として使用して醸造しています。

日日是好日

American Belgot

IPA


OIDEN Brewingのフードメニューは、ミックスナッツ、スモークチーズ、ドリトス、 ポテトチップスなどの軽いおつまみメニューを用意しています。


ミックスナッツ

OIDEN Brewingは、 市街地を東西に横切るいちょう通り沿いに建つビルの一角に豊田市初のブルワリーとしてオープンしました。 そのOIDEN Brewingの代表 小菅 浩(こすげひろし)さんは、滋賀県大津市の出身で、 大手メーカーに30年間勤務し、 直接ユーザーの声が聴けるモノづくりをしてみたいという想いから、ブルワリーを開業したという醸造家です。

小菅さんは、元々モノづくりが好きで、「職人になりたい」という強い思いから大学卒業後は、 愛知県内の製造業の会社に就職し、長年技術者として勤務して来ました。 一方で、小菅さんは若い頃からビールが好きで、オフの時や飲み会などでビールを好んで飲んでいました。 そして、いつしかクラフトビールにも興味を持つようになり、 時折ブルワリーを訪れてはビール造りの様子を眺めながら「おもしろそう」と感じていました。 そうしてクラフトビールへの興味が益々高まっていき、ブルワリーについていろいろ調べていると、 思っていたよりも小規模な設備でもビールが造れることを知りました。また、クラフトビールの世界では、 自分で造った商品を店頭で提供することで直接ユーザから評価をもらえるという点にも惹かれていました。 こうしてビール造りへの思いはどんどん広がり、やがて独立してブルワリーを起業する決心をすると、 ブルワリー立ち上げの準備を開始しました。

そして55歳を迎えると、早期退職者制度を活用して、 2024年12月末を以ってこれまで30年間勤務してきた勤め先を退職。 年が明けた2025年1月から醸造研修のため、TOYS BREWERY(愛知県豊橋市)に行きました。 また、豊田市内で空き物件を探し始めたところ、同年3月には物件を見つけることができ、同年4月中旬に契約、 そしてゴールデンウイーク明けから内装工事を開始しました。2025年9月8日には、酒類等製造免許(発泡酒)を取得。 同年9月10日には初仕込みに臨み、3種類のビールが完成すると、 同年10月13日に「OIDEN Brewing」をオープンし、自家醸造ビールの販売を開始しました。

OIDEN Brewingの名の由来ですが、OIDEN=「おいでん」とは、 三河地方の方言である三河弁で「来てください」とか「いらっしゃい」という意味で、人を呼び込むときに使われる言葉です。 毎年夏に開催される「豊田おいでんまつり」や、 市内を巡回する「おいでんバス」など豊田市内では多用される言葉の1つになっており、 市内の多くの方々に来て欲しいという気持ちを込めて「OIDEN Brewing」(おいでんブルーイング)と命名しました。

小菅さんに今後のOIDEN Brewingについてお尋ねすると、「あまり広めたい(全国展開)とは、思っていない。 豊田市の地元の人々にクラフトビールを広く知って欲しい。 他の地域に売っていくよりも、顔の見える範囲で売って行きたいと思っている。」と語ってくれました。

小菅さんのご厚意により、醸造設備を見せてもらいましたのでご紹介しましょう。


醸造設備  【1バッチ(1ロットの生産量)が200リットル】


仕込み設備(日本製)
左手前から、糖化釜(マッシュタン)、貯湯タンク(ホットリカータンク)、煮沸釜(ケトル)


200リットルの発酵タンクが3基
中国のHEM製(Shandong Hermann Biological Engineering Co., Ltd.)


プレハブ冷蔵庫
発酵工程が終わるとケグに詰めて、冷蔵庫内で熟成させます


小菅 浩さん


OIDEN Brewingのこれまでの経緯は、以下の通りです。
2025年1月1日OIDEN Brewingとして本格的に活動開始
2025年9月8日酒類等製造免許(発泡酒)を取得
2025年9月10日初仕込み
2025年10月13日「OIDEN Brewing」をオープン
自家醸造ビールを販売開始

ビアクルーズ管理人の一言:
2025年11月、愛知県豊田市にある「OIDEN Brewing」を訪れて、自家醸造ビールを飲みました。



 HOME >> 中部 >> OIDEN Brewing